「心底」と「真底」はどう違う?
- いまい いちろう
- 2020年7月20日
- 読了時間: 1分
ちょっと気になる言葉、調べてみたシリーズ!!
今回は【心底と真底はどう違う】です。
心底(しんそこ)は心の奥底、心根という意味です。
『心』とは脳の働きによって起こる、感情や思考など人の内面の感覚を広く言います。
『底』とは物事の一番底の部分、奥深いところのことです。この二つが組み合わさり、
『心の奥底、奥深いところ』という意味になります。『心底から』で『心の底から』という言葉の方がよく使いますね。英語だと、from the bottom of my heartでしょうか。
例文
君には心底呆れた。
心底から惚れた。
一方、同音の言葉である、真底(しんそこ)は『物事の奥底、一番深いところ』という意味です。心底は心の内面感覚で使うのに対し、真底は心以外の物事に対しても奥深い部分という意味で使えます。
例文
その職人技術の真底まで分かるはずがない。
事態の真底を究明する。
Comments