「寝る」と「眠る」はどう違う?
- いまい いちろう
- 2020年6月26日
- 読了時間: 1分
「寝る」と「眠る」はどう違うんでしょうか?学生の質問。
いつも曖昧に使っていた言葉で自分でもよく分かっていなかったので、
ここなつ先生に聞いてみた!!
ここなつ先生の教え
「寝る」とは、身体を横たえることを指します。
一方、「眠る」は、目を閉じた状態で無意識の状態になることを指します。
「寝る」とは、体を横たえることです。対義語は「起きる」です。横たわっている状態であることに意味の重点があります。
例文
①私は22時に寝る。
②具合が悪いなら寝ていなさい。
③髪の毛が寝ている。
どれも、横たわっている状態に意味の中心があります。
「眠る」とは、目を閉じた状態で、心身の活動が休止し、無意識の状態にあることを指します。対義語は「覚める」です。「寝る」と違い、体勢は問わず、目を閉じた状態で意識が無いことに意味の重点があります。
他にも、「眠る」には、活動していないということから派生して、死んでいるという意味もあります。また、人間や動物に限らず、物や能力が活用されていないことに対しても「眠る」を使うことが出来ます。
例文
①彼は立ったまま眠っていた。
②人にはそれぞれ何かしらの才能が眠っている。
③昨年、私の叔父は永遠の眠りについた。
勉強になりました。
ここなつ先生ありがとうございます。
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